
「サブカル」で「福祉」? 「好き」からはじまる、これからの働き方
東京・JR中央線沿線の3か所に福祉事業所を構える「スタジオてくてく」。ここに通う人の9割超は、何らかの精神障がいや発達障がいを抱える人たちだ。彼らが自らの意思でいきいきと作業をしているこの場所には、いったいどんな秘密があるのだろう?
- 暮らしと社会
東京・JR中央線沿線の3か所に福祉事業所を構える「スタジオてくてく」。ここに通う人の9割超は、何らかの精神障がいや発達障がいを抱える人たちだ。彼らが自らの意思でいきいきと作業をしているこの場所には、いったいどんな秘密があるのだろう?
「新型コロナ災害緊急アクション」に届く、SOSのメールが止まりません。一桁台の所持金、綱渡りの毎日、死への恐怖…。貧困支援の現場で聞こえてきたのは、「コロナだけが原因ではない」という声でした。
地方部での人口減少、高齢化による働き手不足は、コミュニティの存続にかかわる深刻な問題。そんななか、和歌山の農業法人「大紀コープファーム」は、「農福連携」をカギに地域の再生を目指しています。
「3.11」以来、過疎高齢化などがすすむ東北の被災地。そこで全員が出資、経営する「協同労働」で、暮らしをつくり直す人々がいます。そこにはともに生きるために生まれた、「新しい働き方」がありました。
不登校の子どもや就労に不安を抱えた若者を支える「NPO法人文化学習協同ネットワーク」。心だけではなくからだも閉ざしてしまった若者たちに農作業を体験してもらうことで、自然と笑顔が増えていくといいます。