はじめよう、これからの暮らしと社会 KOKOCARA

食と暮らし、持続可能な社会を考える、
生協パルシステムの情報メディア

pick up

能條桃子さん

たかが一票、されど一票。今改めて問われる、一人一人の政治への向き合い方

任期満了に伴う第27回参議院議員通常選挙が、今年(2025年)7月に予定されている。止まらない物価高、少子高齢化と増え続ける国民負担、外交、防衛、エネルギー政策、憲法改正など問題は山積する。しかし、国民の政治への関心度は決して高くない。2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙の投票率は53.85%。世代別にみると、20代は34.62%、30代は45.66%と低い。投票率の低さは、若者だけの問題だろうか。一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN、一般社団法人NewSceneの代表をそれぞれ務める能條桃子さんに“一票の重み”について聞いた。

  • 暮らしと社会
テラスに立って微笑む白井智子さん

不登校ってダメなこと? 子どもも社会も幸せになる、新しい教育のかたち

激増を続ける不登校児童生徒数は、昨年とうとう約34万人に。教育の個別最適化の必要性が叫ばれているものの、多くの学校ではいまだに画一的な教育が行われています。一人ひとりの個性と人権が大切にされ、誰も取り残されない教育を実現するカギはどこにあるのか。26歳で沖縄にフリースクールを立ち上げた白井智子さんに話を伺いました。

  • 暮らしと社会
アクアマリンふくしまと、すぐ横の湾で釣りを楽しむ人々

海は、みんなで変えられる。福島の「環境水族館」から伝える自然との関係性

福島県いわき市にある「環境水族館 アクアマリンふくしま」。多様な展示や、自然の中で遊べるエリア、楽しみながら学べる体験コーナーなどが充実しています。開館準備から勤め、自らも海の環境保全について発信を続ける岩田雅光さんに、自然環境や生き物との向き合い方、そして海に対して私たちは今何ができるのか、話を伺いました。

  • 環境と平和
地球儀を見ている3人の子ども

子どもと世界を見てみよう。「地政学」で学ぶ、平和な未来の作り方

『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』(東洋経済新報社)の著者である田中さんを先生として招き、オンラインで地政学の授業を行いました。子どもたちの視点や言葉が、私たち大人に問いかけるものとは? 平和のために私たちができることは? 世界の多様さを学ぶ授業のチャイムが鳴ります。

  • 環境と平和
『魔女の宅急便』を手に微笑む角野栄子さん

「想像力」は生きる力につながるもの――児童文学作家・角野栄子さんが願っていること

映画化された『魔女の宅急便』をはじめとした数多くの児童文学を手掛け、子どものみならず大人からも愛され続ける角野栄子さんは90歳を迎えられました。5歳で母を亡くし、戦争を経験した幼少期も振り返りながら、「想像すること」「物語を読むこと」が持つ力についてお話いただきました。

  • 暮らしと社会
小倉ヒラクさん

「“想定外”の味がバンバン出てくる」。発酵デザイナー・小倉ヒラクさんに聞く“おいしい”だけじゃない発酵の魅力

発酵の面白さは「人間の予想もつかない働き」や、そこから生まれる食の豊かなバリエーションにあると話す、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん。「発酵とは何か?」から、日本ならではの発酵食の成り立ちまで、文化としての発酵食の魅力に迫ります。

  • 食と農
窓辺にたたずむ小国士朗さん

「注文をまちがえる料理店」から「deleteC」まで。明るく、楽しく、カジュアルに、社会を変えていく

世の中にさまざまな社会課題があることは知っていても、なかなか行動できない――「社会を変えるには、そんな“僕みたいな人間”でもやってみたいと思える仕掛けが大事です」と話す小国士朗さん。NHKのディレクター時代に企画した「注文をまちがえる料理店」にはじまり、がんの治療研究を支援する「deleteC」などを手がけてきた小国さんに、プロジェクトの生まれた背景や軽やかにアクションを起こすために大切なことをうかがいました。

  • 暮らしと社会
珠洲原発の立地候補だった高屋(たかや)地区

もし、故郷に原発がやってきたら。そのとき、あなたはどうしますか? 能登・珠洲の30余年の闘いが、震災後の私たちに問いかけるもの[能登半島地震から見つめる -2]

2024年元日に発生した「令和6年能登半島地震」。実は、特に被害が甚大だったのが奥能登地域にはかつて「原発の立地計画」があり、地元住民による苛烈な反対運動の末、撤退した歴史があった。住民たちはその日々をどう闘ったのか?

  • 環境と平和