料理は、たねから始まる――。母のスープが教えてくれた「食べ物の背景」を追いかけて
遺伝子組換えを今までにない視点で描き、共感の輪が広がっているドキュメンタリー映画『たねと私の旅』。本作が問いかけるものとは?日本語字幕と配給を手掛けた藤本エリさんに、話を伺いました。
- 食と農
Food & Agriculture
遺伝子組換えを今までにない視点で描き、共感の輪が広がっているドキュメンタリー映画『たねと私の旅』。本作が問いかけるものとは?日本語字幕と配給を手掛けた藤本エリさんに、話を伺いました。
高齢化や人手不足が深刻な水産業。その中で愛媛県でしらす漁を営む会社が「離職ゼロ」を達成しています。なぜ若者が集い、仕事にのめり込むのか探ってみると、見えてきたのは思いもよらぬ理由でした。
「絶滅したコウノトリを、野生に戻す」―。人工繁殖させ、育て、野に放つという、世界でも初めての試みを成功させたのは、兵庫県。活動の中心となった豊岡市を訪ねて見えた成功の鍵は、地域の力でした。
生物の設計図ともいえる遺伝情報(ゲノム)を自在に改変する「ゲノム編集」。この技術を使った食品が、今夏にも流通するかもしれません。規制は必要ないのでしょうか。
農家の「もったいない」という気持ちから生まれた商品が、生協で支持を集めています。製造現場を訪ねてみると、予想外の答えもぽろり、ポロリ。消費者の選択から、食品ロスを減らすヒントを探ります。
地方部での人口減少、高齢化による働き手不足は、コミュニティの存続にかかわる深刻な問題。そんななか、和歌山の農業法人「大紀コープファーム」は、「農福連携」をカギに地域の再生を目指しています。
親は口出し・手出し厳禁!のとある「子ども料理教室」。材料を量る、お米をとぐ、包丁で切る、卵を割る、コンロの点火、味見、盛りつけ…初めての体験に夢中な子どもたちの姿から見えた食育のヒントとは。
「有機茶=まずい」が、つい最近まで常識だった茶の世界。「うまくて安全な茶を!」という信念から、堆肥を作り、土を育て、虫までをも味方にして実現した有機栽培。その、生産者20年の歩みを紹介します。
「foodremedies(フードレメディ)」の屋号で活動する長田佳子さんが、和歌山県田辺市でオーガニックの梅を育てる農家を訪ねました。梅の香りにインスピレーションを感じながら考案した、アレンジも楽しい大人向きのスイーツレシピとは?
普段使っている包丁が、実は切れない状態だった?「切れる包丁」とはどういうことか、編集部の若手二人が食文化史研究家の魚柄仁之助さんに、包丁の使い方やメンテナンスなど基本の「き」から教わります。
ご飯の上でふわりと踊るかつお節。古き良き日本の伝統食に心を奪われた女性「かつおちゃん」と、鰹節のふるさとを訪ねました。活気あふれる競りや、職人の包丁さばきを見て感じる、本物の魅力を紹介します。
『ナチスのキッチン』など、オリジナルな著作で話題を集める藤原辰史さん(京都大学准教授)が、8人の中高生と「食べる」とは何か、とことん語り合った内容が1冊の本になりました。
家庭菜園が趣味という人でも、「種は、買うもの」という方は多いでしょう。「たねのがっこう」の岡本よりたかさんに、種にまつわる危機から、とっておきのタネとりのヒントまで、教えていただきました。
冬のごちそう疲れに「おろし料理」! やさしいお粥から食欲そそるカレーまで、いつもの料理がランクアップする「すりおろし」のワザに食文化史研究家・魚柄仁之助さんと挑みます。
いつでもどこでも、手作りの「マイみそ汁」が飲める!? 持ち歩けるおみそ汁「みそまる」でみそ活を提案する藤本智子さん。365日みそ汁を飲む藤本さんに「みそのある暮らし」の魅力を聞きました。