はじめよう、これからの暮らしと社会 KOKOCARA

食と暮らし、持続可能な社会を考える、
生協パルシステムの情報メディア

2012年2月に福島県内の仮設住宅で開催されたキャンドルナイトの様子

大震災から12年。挫折と希望に満ちた3人の物語から見えてくる「復興に欠かせないもの」。

東日本大震災から、今年は満12年。長い年月の間に被災地の風景は一変しつつある。一方で、「被災者」と呼ばれた一人ひとりには、異なるそれぞれの歩みがあり、変わったこと、そしていまも変わらない何かがあった。福島に生きた3人の物語から、これからの共生の在り方を問う。

  • 暮らしと社会

安全性もおいしさも、じっくり育んで。パルシステムのさつまいもを、品種に寄り添う2つのお菓子に[菓子研究家・長田佳子さんと産地をめぐる-6]

菓子研究家・長田佳子さんが、広大な農地でさまざまな作物が育つ千葉県香取市佐原へ。人気の「さつまいも」の裏側にある作り手の思いや、産地ならではの楽しみ方を教わり、素材を存分に味わえるレシピができました。

  • 食と農
お米農家の工藤さん、養豚家の豊下さん、日本のこめ豚のバイオベット豚舎

国産のお米を含む飼料で育つ「日本のこめ豚」。農家の未来をも照らそうと、進化を続ける最前線を訪ねた

「飼料用米」という言葉をご存じだろうか。これは人が口にする主食用米に対して、動物たちの飼料として使う米のことを指す。この飼料用米を仕上げ期の飼料に配合し、豚を育てているのが秋田県のポークランドグループ。生協パルシステムの組合員にはすっかりおなじみの産直産地だ。2022年の春、この「日本のこめ豚」が進化したと聞き、秋田県を訪ねた。そこで見えてきたのは、これまで以上の「食の自給」に対する危機感だった。

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